トレーサー

製図や図面を清書する職業。実力があればフリーで働くことも可能なトレーサーについて

トレーサーの仕事と資格

トレーサーとは、製図家や設計技師・デザイナーが書いた、建築製図や各種図面の下書きを清書し直す専門家です。

トレースを行うときは、トレーシングペーパーや布、ロットリングなどを使用します。誰が見ても分かりやすい、美しくて正確なトレースで仕上げることが大切です。そのためには、集中力や根気が必要です。

トレーサーになるには、必ずしも資格は必要ありませんが、トレース技能検定を取得していると就職・転職に有利になり、自分の実力の証明になります。男性よりも女性の受験者が多いそうです。

トレーサーとして就職するなら、2級以上の取得を目指すとよいでしょう。トレーサーの職場には、デザイン会社や建築会社、設計事務所、トレース専門会社、各メーカーの研究開発部門、 出版業界などがあります。

機械工業や建築、商業、電子などがあり、さまざまな分野で トレース技術は役に立ちます。トレース技能検定1級レベルになると、実力を積んでフリーで働くことも可能になります。

人材派遣会社に登録して、派遣されるトレーサーもいます。CADの知識や技術も必要になる場合が多くなってきているので、トレースと共に両方できると仕事の幅が広がり、キャリアアップにもつながるでしょう。

資格名

トレース技能検定

分類

公的資格

受験資格

特になし

試験内容

<実技>(1)図面用文字知識 (2)工業用図面トレース (3)立体図のトレース (4)課題図面のトレース
<理論>(1)トレース用具、用紙の専門知識 (2)製図通則全般知識 (3)画法の一般知識 (4)写真植字の基本的知識

試験日

10月中旬

試験料

<1級>5,500円
<2級>4,400円
<3級>3,200円
<4級>2,000円

試験地

全国主要都市

合格率

<1級>約55% <2級>約40% <3級>約80% <4級>約85%

問合せ先

(財)実務技能検定協会トレース技能検定部 03-5814-1465