デザインセンスだけでなくコンピューターの技術力や構成力なども必要なCGデザイナーについて
CGデザイナーの仕事と資格
CGデザイナーとは、CG(コンピュータグラフィックス)を使って、映像や画像をデザインする専門職です。
CGは現在、用途がとても広がっており、映画やゲームはもちろんのこと、住空間を表現するためのインテリアデザイン、プレゼンテーションでの利用、ホームページのデザイン、バーチャルリアリティー開発など、様々な分野でニーズが高まっています。
図形の基本データをもとに、質感や影を造る加工などの操作を行い、立体的なデザインを作っていきます。
コンピュータの操作技術、デザインセンス、構成力などが必要になります。また、仕事中は基本的に、ずっとコンピュータに1人で向き合って地道な作業を行うため、集中力と根気も要ります。
CGデザイナーは、放送局やアニメーション制作会社、ゲームプロダクションに就職するほか、フリーで仕事をする方法もあります。実力がついてくると、かなりの高収入が期待できるようです。
そのほか、インターネットの普及にともない、一般企業の情報システム部門などでもCGデザイナーの求人を行うところが出ています。次々に技術が進歩していく業界なので、新しい技術を常に取り入れようとする努力が必要です。
CGデザイナーになるには、芸術系大学や専門学校などで勉強して技術を身につけたあと、プロとして就職し、その後実力をつけてフリーのCGデザイナーを目指す方法などがあります。
資格には、CGクリエイター検定などがあり、映像表現技術やCG理論の知識を証明するものの1つとなります。
資格名 |
CGクリエイター検定 |
---|---|
分類 |
民間資格 |
受験資格 |
【1級】デジタル映像部門2級合格者 |
試験内容 |
【1級】<1次試験>専門知識の応用とデジタル映像制作における問題解決 <2次試験>課題に基づいたデジタル映像の制作 |
試験日 |
6月・11月下旬 |
試験料 |
【1級】1次・2次試験各7,500円 |
試験地 |
全国主要都市 |
合格率 |
【2級】Webデザイン部門約64% |
問合せ先 |
CGARTS協会 03-3535-3501 |